2016.仲夏・笠寺観音(名古屋)
名古屋市内の住宅街。旧東海道に面して笠寺観音は門を構えています。周囲には一里塚や古墳跡もあって歴史を味わう散策が楽しそうです^^ 石橋の下では鴨が羽を休めていましたよ。
こちらは西門。最寄りの駅からのアクセスだと西門を目指すのが便利です。
阿弥陀如来像が安置されているという多宝塔。
今川義元が生け捕りにした信長の兄を、当時織田家に囚われていた竹千代との人質交換を行ったのが、ここ笠寺だと言われているようです。幼い子供を政治に利用する時代でした。
戦前からある立派な手水舎。地元のご老人の憩いの場ともなっています^^ 「ここは檀家がいないからねえ、お金ないんだわ 笑」と、お爺さまが眩しい笑顔で教えてくれました
手水舎の下には可愛い水かけ地蔵。禊をする大人に代わって水を浴びてくれます。優しくかけてあげましょう
本堂。ご本尊は十一面観音。ほかに恵比須、大黒天、不動明王などが祀られていました。
ロウソクとお線香は本堂で購入してください。持参してもここでは使えないようです。
屋根瓦が零れ落ちそうなほどの急こう配
その屋根から境内を見守るちょっとコミカルな獅子^^
漂泊の俳人、松尾芭蕉翁のシルエット^^
笠寺観音御朱印
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